そう感じる方も多いと思います。
当店は、住宅街の中にある園芸店で非常に分かりづらい場所にありながら、実際にInstagramやGoogleマップを活用して、少しずつお客様を増やすことができました☺️
この記事では、地方で小さなお店を営む私の実体験をもとに、
「ネットが苦手でも、これならできる!」という集客の方法を紹介します。
地方の小さなお店にこそ「ネット集客」が必要な理由
地方では「人通りが少ない」「ライバルが少ない」といった特徴を持つお店も多いでしょう。
しかし現実には、「知ってもらえなければ、来てもらえない」のです。
だからこそ、ネットの力を借りて「発見してもらう」ことが何より大切になります。
広告やポスティングには多くの費用がかかりますが、ネット集客には無料で始められる方法もたくさんあります。
やらないのは、もったいないと言えるでしょう。

まずはここから!おすすめのネット集客ツール3選
① Instagram|写真や動画で魅力が伝わる、無料の宣伝ツール
写真1枚でお店の雰囲気や商品の魅力が伝わるInstagramは、小さなお店にぴったり。
私は「営業日・営業時間」「お店の住所・電話番号」の基本情報はインスタグラムのプロフィールページに掲載し常に確認できるようにしました。
また、「新商品・おすすめ商品のPR」「お客さまの声、体験風景」などを定期的に投稿することで、少しずつ認知が広がっていきました。

② Googleマップ・ビジネスプロフィール
当店の場合、地元のお客様は「○○市 園芸店」などで検索します。
Googleマップに正しくお店情報を載せることで、「見つけてもらえる」ようになります。
まずはGoogleマップに登録しましょう。
またお客様はGoogleマップの口コミ情報やお店の評価を見て、来店を決める方が多いです。
マップ登録が完了したら、積極的にお客様に口コミを書いてもらいましょう。

③ ペライチ|ホームページを無料で作成
Webの作業があまり得意でない方におすすめしているのが「ペライチ」というホームページ作成サービスです。
ペライチは、テンプレートが豊富にあり、専門的な知識不要、直感で操作ができます。
デザインソフトも使わず、必要な情報を入力するだけで簡単に作ることができます。
▼ペライチについて詳しくはこちら

SNSが苦手でも大丈夫!無理なく続ける3つのコツ
「SNSは得意じゃないし、続けられる自信がない…」
そんな方でも大丈夫。
実は、SNSは「うまくやること」よりも「続けること」の方が大切なんです。
ここでは、無理なくSNSを続けるためのコツを3つご紹介します。
1. 投稿のハードルを下げる
「きれいな写真を撮らなきゃ」「毎回ちゃんとした文章を…」と思うと、だんだん億劫になります。
まずはスマホでサッと撮った写真に、ひと言添えるだけでもOK。
日々のお店の様子や、入荷した商品など「リアルな日常」が、むしろお客さまには喜ばれます。

「キレイな写真じゃないと載せられない!」と私も1週間以上インスタがアップできない時がありました。すると来客数が減少傾向に..💦
今は、質より時間優先!をモットーにしています。

2. 予約投稿を活用する
毎日リアルタイムで投稿するのは大変ですよね。
そんなときは、InstagramやYoutubeの「予約投稿機能」や、無料の投稿管理ツールを使って、まとめて作っておくのが便利です。
週1回の“仕込み”で、1週間分の投稿を自動で流すこともできます。

私も定休日の午前中に1週間分のYoutubeショートをまとめてアップしています。平日は1週間分の動画や写真をコツコツためておくと作業が早いです。

3. 「反応」より「記録」と思って気軽に
「いいねが少ない」「フォロワーが増えない」と落ち込む必要はありません。
SNSは“お店の記録帳”だと思って、自分のために淡々と続けましょう。
気づいたときに見てくれる人は必ずいます。
続けているだけで「なんかこのお店、感じがいいな」と信頼感につながるのです。
続けることが一番の“発信力”。完璧を目指さず、自分のペースで発信していきましょう。
コツコツ積み重ねたSNSが、やがてお店の大きな味方になります。
ネット集客で実際に変わったこと(私の園芸店の実例)
「うちは小さなお店だし、ネット集客なんて関係ない」――そう感じる方も多いと思います。
けれど実際にやってみたら、少しずつ、でも確実にお店の景色が変わっていきました。
ここでは、私の園芸店で起きたリアルな変化をご紹介します。
インスタに「入荷情報」を載せるだけで、翌日のお客さまが増えた
私の経営している園芸店では季節ごとの花苗や鉢など、入荷のタイミングがとても重要。
以前は「その日たまたま来た人」だけが新商品を見られる状態でした。
でも、入荷情報をインスタグラムに載せるようになってからは違います。
「昨日の投稿を見て、気になって来ました!」というお客さまが、翌日には何人も来てくださるように。
SNSは「お知らせツール」としてとても有効だと実感しています。

2. YouTubeで親しみを持ってくれた方が、お店のファンに
お店の裏側や、植物の手入れの様子などをYouTubeで動画にして発信するようにしたところ、「動画で見てからずっと気になってて…」と話してくださるお客さまが増えました。
中には遠方から来てくださる方もいて、
「動画で見たまんまの雰囲気で、安心しました!」
「お店の人が優しそうで来やすかったです」
と言っていただけることも。
顔が見えることで、信頼感や親しみやすさが伝わり、お店のファンづくりにもつながっていると感じています。

3. 園芸体験の様子を発信→「どんな雰囲気か分かって申し込みやすい!」という声が
不定期で開催している園芸体験イベントも、SNSやホームページで様子を写真付きで紹介するようにしたところ、「楽しそうな雰囲気が伝わってきた」「子どもも一緒に行けそう!」といった反応があり、申し込みが目に見えて増加しました。
特に体験やお教室などは、写真や動画で、参加者が笑顔で作業している様子を載せると、「初めてでも安心して参加できそう」と感じてくれるようです。

ネット集客は、特別なスキルがなくても、小さなお店の「らしさ」や「魅力」をじわじわと伝えてくれる心強い味方です。
最初の一歩は不安でしたが、今では「やってよかった」と心から思っています。
まず何をすればいい?今日からできる3ステップ
「やった方がいいのはわかったけど、何から始めたら?」
そんな方は、以下の3ステップだけでも今日からやってみてください。

① Googleビジネスプロフィールに登録
まずは「Googleでお店を検索したときに表示される情報」を整えましょう。
営業時間や場所、写真を登録するだけで、地元のお客さまに見つけてもらいやすくなります。
無料でできるので、最初の一歩にぴったりです。
▼Googleビジネスプロフィールの登録はこちらから
business.google.com/add
② Instagramを始める
スマホひとつで、今日の入荷商品やお店の様子を簡単に発信できます。
難しく考えず、「写真+ひと言」から始めてOK! お客さまとの距離がグッと近づきます。
③ ペライチでホームページ作成
「どんなお店?」「予約はできる?」など、知りたい情報をまとめて伝えられる場所があると安心されます。
ペライチならテンプレートを選ぶだけで、誰でもかんたんにホームページが作れます。

まとめ|ネット集客は地方こそチャンスあり!
「人通りが少ない」「目立つ場所にない」――そんなハンデがあるように見える地方のお店こそ、ネットの力で大きく化けるチャンスがあります。
お金をかけずに始められる方法も多く、コツコツ続ければ“知ってもらえるお店”になれる時代です。
難しく考えすぎず、できることから少しずつ始めてみてください。
小さな発信が、未来のお客さまとの出会いにつながります。

ネットで集客するってよく聞くけど、ネット集客は本当に効果があるの?
SNSを見てるのは若者だけじゃない?